雨の週末。
午後、というか夕方から友達が開く個展に出かける。
女子大生の友人である。
東中野にあるビルの一室がギャラリーになってます。
忙しい中、短い時間でまとめた写真と文章が壁に貼られている。
そのバイタリティに憧れてしまう。
作品の感想を僕のボキャブラリで述べるのはちょっと無理があるし、
そういうのはなんかナンセンスな気がするので書かないけど、
個展と、その全体の雰囲気から「若さ」を感じた。
「若さ」とか「若い」ってちょっと軽率なイメージがあったりもするんだけど、
そういうのではなく、誰もが通る一定の時間というイメージで「若さ」って言葉が浮かんだ。
自分にもこんな時間がたしかにあったと思い出した。
作品を見ながらその同じ時間に自分は何をしてたんだろうって考える。
その後、渋谷に移動。
友人が出るファンク系バンドのブッキングライブを見に行く。
3バンドの出演で、友人は最後のバンドで出演。
渋谷のギルティ。
会場内にはいると、観客の年齢層がほとんど僕と同じぐらい(^^;
バンドの年齢層も30~40代が中心のようだ。
1バンド目。
タワーオブパワーを中心にコピーするバンド。
途中でサムスカンクファンクなんかをバッチリ決めて演奏。
2バンド目。
インコグニート系のコピーバンド。
バンドのレベルは非常に高くて、同じ音楽をやる立場としては焦りを感じてしまう。
そしてやっと始まった友人が参加するバンド。
オリジナルのソウルバンドなんです。
オリジナルってね、まあ、どうしても独りよがりになってしまう部分がある。
しかし、演奏が始まるとそんな考えがどこかに消えてしまった。
なぜか身体を揺らしたくなるリズム。
このバンドのサウンドを聴くと、まだここに居たいと思ってしまう。
70年代を意識した音づくりとか言ってた。
その頃のソウル大好きなんだよね。
でも、それだけじゃない。
なんなんだろ。
大音量だったけど、すごく気持ちよかった。
お勧めです。
QASBというそうです。
ぜひ、聴きに行きましょう。
http://qasb.fc2web.com/
30~40代のこれもまさに「若さ」を見た。
大音量が若いというのじゃないのですよ。
ファンクだから若いというのじゃないのです。
大人なんだけどね、情熱を感じるんです。