朝は通院。
肉離れも通院はこれで最後となりました。
結局、リハビリは一回もいかずじまい。
あわてずに歩く距離を伸ばしたりしようと思う。
というか、前日は接待で車は会社に置きっぱなし。
しょうがないから医者にも歩いて行った。
その後、駅まで歩いて、本厚木に出る。
バスで会社に向かうのだ。
バスまでの時間、一服しようと思ったら、バスセンターの上が喫煙所だという。
バスセンターの上はサンパークと呼ばれる場所で、その昔、ここでライブやお祭りをやった。
当時から普段はそれほど人が来る場所ではなかった。
この日もおじいさんが日向ぼっこしているぐらい。
僕がライブ活動を初めて、最初の頃はほとんどここでの演奏だった。
市が主催するお祭りに演奏で出演させてもらった。
出演する代わりに、お祭りの企画などをお手伝いしていろいろ経験したなぁ。
金が無くて、時間と体力だけはあった、そんな頃の話。
今でもそんな昔じゃない、って感じる。・・・でも、現実には約2~30年ぐらい昔の話だ。
会社で仕事。
まあ、普通に、そして忙しく仕事。
残業して帰宅。
仕事中、懐かしい人からメールが来た。
それこそさっきのサンパークとかで演奏していた頃の知り合いの人の話。
その人が今年の初めぐらいからがんで闘病しているらしいという。
もしかしたら、もう長くないかもしれないので、見舞いに行ってあげてほしいというメール。
そうかぁ、って思って、考えた。
もう、それこそ20年以上会っていない人だ。
正直な話、それほど仲が良いというわけでもないのである。
べつに嫌いというわけじゃないんだよ。
たまたまそういうきっかけがなかったんだな。
お互いの会う場所が無くなってしまって、そのままって感じ。
そんな僕が、もしも今、会いに行けば、彼はどう思うだろう。
こんなにいままで会うことも無かった人が会いに来た。
それによってその人が覚悟を決めてしまうのではないか。
医者や家族は言わないけど、もう俺はおしまいなんだなって知ってしまう。
そんな風に思った。
連絡をくれた相手には、
病室じゃなくて、元気になって外でまたぜひ会えますように願っていますというような話を伝えた。
もしも、自分が病気などで先が長くないという時を迎えたとしたら。
自分ならどう思うのかな。
みんなに来てほしいかな?
きっと、その時は、父親の最後のように痩せて、疲れ切って別人のようになっているんだろう。
意識だってあるのかどうかも微妙だ。
そんな自分を見てほしいのかな。
すごくそんな事を思った。
普通に入院とかなら、いつも呑んだりする人が来る分にはいいんだけどね。
あまり、久しぶりの人が来ると「やばいんだろうな」って思ってしまうだろうな(笑