会社で仕事の日。
終業後、長期休暇中の同僚と上司の面談。
自分もお供した。
まあ、面談は比較的気楽な感じで進んだ。
二時間位の面談。
でも、結論は「退社」の希望を伝えるものだった。
彼が心の病で始めてからそろそろ約2年ぐらいになるな。
最近は、もう、そういう結論になる事はわかっていた。
いや、最初からわかってたかもしれない。
どうにもならないものは、どうにもならないのである。
って思いながら、俺が強い口調で命令してでも残そうとしない事が原因なのか?
そんな風にも思う。
同僚だった俺にも原因があるのだとも思う。
そう考えれば、俺の同僚として仕事をした時からこの退社は運命なのかもしれない。
そういう風にも思う。
こういう事って、どうしても良くない事に考えてしまう。
しかし、なにか変化するならそれはそれでいいんだよな。
昔の男と別れて、新しい恋を探すの。
そんな風にとらえれば前向きな感じがするよね。
でもなぁ、それが恋だとしても、40代男性はそれほど人気も無いだろう。
それが仕事であれば40代男性はどう考えても「モテキ」じゃない。
恋のように、酸いも甘いも知ってる渋い男性が好きなんて、企業は言ってくれないのが現実だ。
この日は、仕事関係で訃報が入った。
私の少し上の先輩でまだまだ現役だった人だ。
病気で療養中という話を聞いていた。
今日は別れの話が二つも続いた。