臓器移植が問題になってますね。
人工透析の看板が街中に時々見かけられるということは、
それだけ移植を待っている人が多いという事なんだと思ってます。
このニュース、当事者にとってはすごく興味深い事なんだと思う。
ちょっと前だと、後進国で生活苦の為に腎臓を売る人が居るとか、
日本でも借金のカタに腎臓を売るだとか、そんなのをテレビで見知ったようなきがする。
腎臓移植はドナーの少なさからどうしても裏の世界に流れてゆく。
僕の中でも腎臓移植は悪いイメージが先行していた。
今回テレビに出てくる医者も胡散臭さ満点というか、
この人がそんな高度な手術できるの?って思ったりしたけど、
新聞を読んでいると、病気治療手術の際に取り出した腎臓をまた戻すのはリスクが高い。
だったら、戻さなくてもいいんだからそのまま戻さないでおこう。
患者もそれなら誰かに使ってもらってよいというので、
それを移植したというではないか(まあその証言が100%の信頼性を持つと思えないが)
まあ、やり方はルール違反だったんだけど、その言葉を信じるならば、
それもありだよなって思ったりするんだよね。
そして、腎臓が誰にでも二つあって、ひとつだけでも普通に生きられるというのが、
とても不思議で神秘的なことだと思ったりする。
神様のいたずらというかさ、その事実を悪い事に使おうと思えばそうできるし、
よい事に使おうと思えばそうも出来る。
その判断ってほんとうは誰がするべきなんだろうね。
きっとルールの為に受けられるはずの移植が受けられなかったり、
無駄になるドナーがたくさん出たりしてるんだよな。