前日のバタバタで疲れ、起きられたのは9時。
実家に向かい、母親と銀行に向かう。
預金名義人が死亡した場合、口座が凍結されるという。
すっとぼけて引き出すのが良いというアドバイスを受けていた。
そんなに遺産があるわけでもないのにあちこちの銀行に預金が・・・
なんと、3つの銀行に行って、2つは本人確認ができないと無理と言われる。
「もう、だいぶボケていて寝たきりなんですが」と言っても本人直筆の委任状が無いとダメの一点張り。
「キャッシュディスペンサーでは誰でも関係ありませんが・・・」
って言っても、暗証番号がわからん・・・
「もうボケてるから、それが難しいのですが」と言ってもやっぱダメ。
ふぅー、何たることだよ。
まあ、こうやって変な事件を防ごうとしてくれているんだよな。
もう諦めてそれなりの書類を用意したほうがいいようだ・・・
実家に戻り、父親の不要になった物の処分を開始する。
なんでこんなものがまだあるんだよ!
ってそんなものがちょこちょこ見つかる。
でも、なんとなく俺もそうかもなぁ。
父親との共通点をこんな部分でも感じる。
気分をリセットしたくて夜は自宅に戻る。